車両生産ライン向けシステム導入の技術支援とプロジェクト管理を担当。海外拠点と連携し、テスト作成やオンサイト展開、QA対応を行います。
主な職務内容
- 車両生産ライン向けテストシステム導入支援:日本の自動車メーカー工場における車両診断テストシステム(VCATS)の導入・立ち上げを、海外チームと連携して推進。
- 診断テストシーケンスの構築と検証:生産ラインでの製造診断シーケンスを設計・作成し、オンサイトおよびオフィスでの検証テストを実施。
- 技術サポートとトラブルシューティング:オンサイトでのシステム展開や問題解決を主体的に行い、プロジェクト各フェーズでの対応を単独で遂行。
- 顧客対応およびドキュメント作成:ユーザー要件定義、トレーニング提供、テスト結果報告、検証文書の作成・更新など、顧客向け資料を幅広く対応。
- システムおよびサーバー環境の構築:診断機器用ネットワークやサーバー設定、QA/生産環境へのインストール、ウェブベースの管理ツールやSQL設定も含む。
- 変更要求およびソフトウェア管理:今後の展開に向けた変更要求の整理と管理、JIRAを用いたタスク・進捗管理を実施。
- 品質保証およびリリース対応:QAレビュー、リリース前テスト、SQLスクリプト実行によるシステムのアップグレード対応などに参画。
必須条件
経験・資格:
- Windows 7(32/64ビット)、Windows 10(32/64ビット)、Windows 11(32/64ビット)の実務知識
- VMWAREおよびVirtual Boxアプリケーションツールの実務知識(新しいテスト環境プラットフォームを作成するために使用)
- Windowsのバックグラウンドサービスに関する理解
- Windowsネットワーキング(TCP/IPおよびDHCP)の基本的な知識と理解
ITスキル :
- 車両診断に関する知識と理解(KWP2000、ISO14230、ISO15765、J1939、ISO14229、ISO13400など、少なくとも1つの自動車診断プロトコル)
- WiresharkおよびCANログ(DoIPおよびCAN)に関する知識
- 配線図及び電気回路図に関する知識と理解
ソフトスキル :
- 語学力: 日本語:ネイティブレベル、
- 英語:ビジネスレベル
この求人がおすすめの理由
- 日本の大手自動車メーカーの工場ラインに深く関わりながら、次世代車両の立ち上げを現場で支える、非常にやりがいのあるポジションです。海外エンジニアチームと連携して最先端の診断テストシステムを導入することで、グローバルな技術と日本のものづくりの現場をつなぐ架け橋となります。
- オンサイトでの技術支援からSQLやサーバー設定、ドキュメント作成まで幅広いスキルを活かせるため、「現場感」を持ちながらもIT・システム技術に強みを持つ方にとっては、キャリアの幅を広げる絶好のチャンスです。プロジェクトの初期構想から稼働まで一貫して関われるため、自らの貢献がものづくりの成果として目に見える形で残る点も大きな魅力です。
クライアントについて
車両診断やソフトウェア開発向けに、モジュール式ソリューションとコンサルティングを提供する車載ソフトウェアの専門企業。
